デイトレーダー目線で考える光回線の選び方

こんにちは。
デイトレーダーのしたなぽです。

最近引っ越しをして光回線について調べたので、せっかくなら知識を共有しようと思って記事にしてみました。
デイトレーダーにとってネット環境は生命線と言っても過言ではないと思います。
万一ネットがクルクルしてる間に株価が一気に下落したら目も当てれないことになりますよね(笑)

デイトレード以外でもネットゲームをしているときやyoutubeを見ている時に画面がクルクルするとイラッとする人って一定数いると思います。

この記事では主にマンションに住んている人向けに、快適なネット環境を構築の仕方を紹介していきたいと思います。
※この記事を読むにあたってデイトレードの知識は全く必要ありません。
1.マンションのインターネット設備を確認しよう
まず第一に、ご自身の住まわれているマンションのインターネット設備を確認しましょう。
マンションのネット設備は大きく分けて下記の3つに分類できると思います。

・FTTH方式(各戸に光ファイバーを引きこむ)
・VDSL方式(最大100Mbpsをマンション内でシェア)
・CATV方式(最大1Gbpsをマンション内でシェア)
・ネット無料物件(最大1Gbpsをマンション内でシェア)

これらの特徴についてはもし興味があれば調べてみてください。
結論から先に言うとFTTH方式の設備を導入している回線会社を選ぶということになります。

いきなり専門的な話になって訳が分からなくなってると思うのでここで例を出して説明します。

例えばauひかりの導入を検討しているとします。
この場合、HP上でご自身のマンションがauひかりに対応しているマンションかどうか検索されると思います。
そして、ご自身のマンションがあればラッキーって思うかもしれませんがこれが最大の罠です。
(以下画像はauひかりで対応マンションを検索した参考画像。)


対応マンションに住んでいるから1Gbpsの高速インターネットが実現するのかと言ったらそうではなく、
auひかりがこのマンションにFTTH方式の設備を導入しているかどうかが重要になります。
そして、その確認はネット上では分からないので電話して確認するしかありません。

どういうことかと説明すると、各社カタログスペックでは最大1Gbpsなどを謳って宣伝しているかと思いますが、理論上1Gbpsのスペックが自分の部屋まで届くのはFTTH方式のみということです。(万一VDSL方式を導入していたら100Mbps以下に落ちてしまいます。。。)

ですので、FTTH方式の設備を導入している回線会社を選ぶということは必須になります。
(これはフレッツ光系でも他社でも同じです。築年数の浅いマンションはFTTH方式が大半ですがこればかりは確認しないことには断定はできません。)


2.回線会社を選ぶ
独自の光回線を持っているのは大きく分けて下記の4社になります。

・フレッツ光系(so-net光やソフトバンク光、楽天ひかりなどの大半のコラボ回線はフレッツ光のインフラを使用しています)
・au光
・NERO光
・電力会社系(九州だとBBIQ光、関西ならeo光など)


これまでの説明では上記の会社が自身のマンションにFTTH方式を導入していれば回線会社はどこでもいいのかというと思われているかと思います。


結論から言うと半分正解で半分不正解です。


というのも、スピードをそこまで気にしないということであればIPv6に対応している回線を選べば、コスパ重視で回線会社を選んでも問題ないかと思います。(IPv6については割愛させていただきます。)
私自身So-net光を契約していますがネット速度は有線で150Mbps~200Mbpsの間で安定しており、殆どストレスを感じることはありません、

ここで一つ疑問が生じます。

なぜ私の家のSo-net光ではカタログスペックの1Gbpsが出ていないのでしょうか?


理由として考えられるのがプロバイダーの混雑具合です。
これは完全に私の主観ですが、So-net光などのフレッツ系の格安回線は回線契約者が多く、その分サーバーに負荷を与えていると思ってます。
有名な話では、ある日、windowsの更新プログラムが一斉に各PCに走った時にプロバイダーへの通信量が増えてプロバイダーがパンクしたという事例があります。

このように同時にインターネットに接続する人が増えてしまうとプロバイダーのサーバーに影響を与え、速度が低下してしまってると考えられます。

その点、NERO光や電力会社系は料金が高いため契約者数が少ない=速度が安定するという構図が成り立ちます。
もちろんフレッツ光やau光でもプロバイダーを使用料金の高いところにすると速度は安定します。
(プロバイダー料が1500円くらいするところはサーバーを増強していると以前の仕事で付き合いのあったNTTの営業マンが話してました。)

プロバイダーってどこを選んでもインターネットはできるのだからどこでも同じだと思われがちだと思いますが、実はネット品質を決める重要な要素になってますので、安定した速度を出したい人は料金の高いところを選ぶと間違いないです。
(下記画像は私の家のネット速度)
3.コンセントに接続するだけで繋がるwifiについて
マンションに個別にインターネットを引くとなると管理会社や大家さんの許可を取らなくてはいけないパターンもあると思います。
そのような人向けにソフトバンクairやドコモhome5Gなどコンセントに繋げるだけでインターネットに接続できる製品が最近は出てきています。
しかし、ネットの口コミを見る限りでは安定しないなどの声もあり、常に安定した速度を出したいデイトレーダー目線で考えると残念ながら論外の選択肢になってしまいます。

しかしならら私はこの技術には非常に注目しています。
なぜなら各人がネット速度を安定させるためにこんなに面倒なことを考えなくてはいけないのはナンセンスだからです。
出張先でも旅行先でもコンセントさえあればどこでもプライバシーの保護されたネットに入ることができる。
こんな未来になることが当たり前になってもいいのでしょうか?

今はまだ黎明期なので安定しないだけでいつの日か当たり前の技術になると信じてやまない製品です。
さいごに・・・
いかがだったでしょうか?
ネット環境って今では当たり前のインフラになりつつありますが、実はスペック通りの数字がでなくてヤキモキする箇所でもあります。

もちろん、ここに書いてある通りにしてもカタログスペック通りに速度がでるのかと言われると決してそんなことはなく、スペック通りに近い速度を出すにはルーターの性能や設定、LANケーブルのカテゴリー、ハブなど全てを高い水準で整えておかないと到達しません。
結論から言うとベストエフォート1Gbpsは出ないと思ってまず間違いないです。
しかし、私がここで紹介した内容を実行するとこの数値に近づくことは出来ます。
(153Mbpsしか出せてない私が言っても説得力ないかもしれませんが笑)


しかし私が伝えたいこととしては、FTTH方式の設備を導入している回線会社を選ぶだけで、高いお金を払っているのに全然スピードが出ないという最悪な事態だけは回避することができるということです。


これからネット環境を選ぶという方は是非一度ご自身の住まわれいるマンションに導入されている設備を確認してみてください。
回線会社に電話して自分から「このマンションに導入されている設備はFTTH方式ですか?」と確認する手間は発生しますが、ここを怠ると本当に大変なことになるので必ずやってください。


・速度にとことん拘りたいならNURO光や電力会社系、もしくはフレッツ光かau光でプロバイダー料金の高いところ。
・そこそこの速度で大丈夫ならばコスパ重視で回線業者を選ぶ。

私の結論としては上記になります。
ネットゲームとかをしない限りは50Mbps程度出ていれば日常生活でストレスを感じることが殆どないかと思います。
しかし、カタログスペックの数字を追い求めたい気持ちは男子あるあるだと思うので、最後はご自身の判断になります。
(※私はso-net光で150Mbpsでてますが、他の回線でも同じ数字が出る保証は全くないのでその点は悪しからずご理解ください)


ネット速度は実際に引いてみないとどれくらいの速度が出るのか分からないので難しいところですが、契約した後に「こんなに遅いとは思わなかった」ということが起きないようになればこの記事の役目は果たせたかなと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。